活動レポート
概要
・実施日時:平成30年7月1日(日)10時~15時
・活動場所:相生森林公園 あいあいらんど
・活動目的:キッズファーマープロジェクト(※)とWoodActionの木育プログラムの連携企画
として、林業・木材産業について職業体験を通し、木を使う意味や木に関わる
仕事について学んでもらう。
(※)NPO法人ALIBE LABが毎年企画している、農作物の「植付け〜収穫・加工・販売」
という一連の流れを子どもたちが体験する「食育プロジェクト」
・Wood Actionメンバー: 株式会社那賀ウッド、株式会社フォレストバンク(50音順)
【活動内容】
2018年7月~2019年2月まで、
全6回・約8カ月にわたるプログラム
①森のお勉強(学ぶ)
②林業体験(伐採)
③製材(製材所見学)
④加工(お箸づくり)
⑤販売(お箸の販売)
⑥発表(全国木育サミットでの取り組み
第1回目のねらいとプログラム
・自然の中で楽しく活動することで、自然や森へ興味を持つ
・森の資源の可能性を探る
・森林の多様性に気付くと共に、個人ごとの考え方・捉え方の“違い”を受け入れる
・林業(木・森に関わる仕事)を知る
<プログラム>
・森林環境教育プログラム「LEAF」
・薪割体験&薪でお味噌汁づくり
・林業について、山師のお話
・木の加工についてのお話
・グループディスカッション「木を伐ることは良いこと?悪いこと?」
開催状況
4歳~12歳の子ども達11名が参加、フィールドワークや調理体験、ディスカッション、講義ありと、盛りだくさんの内容となった。
プログラムの進行にあたり、子ども達が主体で、保護者は基本的に見守りに徹することを冒頭にお願いし、子ども達の気付きや考えを引き出せるよう進めた。
雨の中での開催ではあったが、子ども達からは「初めて森の中を歩いたが楽しかった」「薪割りが楽しかった」というポジティブな感想が多数出て、普段はなかなかできない体験を提供できた。
また、これまで触れたことのない森の話、山師や加工業に携わる「人」との交流や体験を通し、木に関わる仕事の学びや木についての学び、気付きを得る場を創ることができたのではないかと思う。